ただ、それだけで。



しばらくして周りの色が白から青に変化した。



この青は時間の合図。


つまり・・・僕らの永遠の別れの時間だ。


「どういう事だ?」


「時間だ、バイバイだよ」


そういっている間にも僕たちの距離はどんどん離れていく。


もう、見えないくらいのとこまで行ってしまった。


だから・・・大声で叫んだ。あの日言えなかったコト。


「さくら!!!








本当は***だよ」






さくらは万年の笑みを向けてくれた気がした。




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