恋愛無関心彼氏



「俺の彼女に手を出すな。」



圭人君は男にそう言うと私の手を掴み路地裏から出ると近くの公園で抱き寄せた。



私は泣いた。



「恐かった…もう、圭人君助けに来て……くれないと思った。」



圭人君は黙って優しく頭を撫でてくれた。



「もう、迷子になんなよ。心配したんだから。でも無事で本当に良かった。」



キュン。



圭人君の言葉に胸が高鳴った。
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