後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②



「凛くん・・・ごめんね、痛かった?」


「だ、大丈夫だけど・・・どうして、上から落ちてきたんだよ?」



「怒らない?」



風で、なびく髪を抑えぷるんとした唇が開く。



「あのね・・・猫が木の上で困ってたみたいで・・・



だから登って助けて・・・下見たら怖くて降りれなくなってね・・・



校舎にいる、凛くんに助けて~って心の中で叫んだら来てくれたの」


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