あたしに明日は来るのでしょうか。




「覚えようって気がないから、覚えられないの‼︎ 分かる⁉︎」


「わ、分かった‼︎ 分かったから、そんな怒鳴んないで‼︎」


目を瞑って声を出した瞬間、ガチャと部室の扉が開かれると同時に、



「すいませーん」



呑気な声が耳に入った。


な、ナイスタイミング‼︎



「こんにちは‼︎」


そう言いながら、顔を扉に向けた瞬間、固まった。




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