先生、甘い診察してください

いろんな初めて




あれから数日。




「あ……」


休み時間、琉璃ちゃんと廊下を歩いてると、前方から日向くんが。




「…あやちゃん?」



私は慌てて琉璃ちゃんの後ろに隠れ、日向くんが通り過ぎていったのを見て、ホッと安堵。





「急に隠れてどうした?村上くんと絡まなくていいの?」


琉璃ちゃんは冗談交じりに、悪戯っぽく笑った。







「…無理だよ」

「そういや2人、最近不自然なくらい絡まなくなったよね」


まだ、告白された事とか言ってない。



琉璃ちゃんには何も報告してない。




< 277 / 497 >

この作品をシェア

pagetop