犬との童話な毎日

この時、走って逃げていれば良かった。
何が聞こえても、背中を向けて気が付かない振りをすれば良かった。
あたしの何て事は無い平凡な日常は。







『お前、俺の事見えてるのか?』

目の前の犬が喋った事で終わりを告げた。
ホント、あり得ないっつーの!!



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