私の生徒はヒーローで○○です【完】
助けて


「あのさぁ、広樹?」

「ん?」

俺のクラスはおばけ屋敷をすることになった。

で、俺は主に裏方役なわけ。


さっきから保健医の声と男の声が聞こえてくる。

その会話が妙に気になってしかたない。


「奈央と竜くん、いい感じじゃなかった?」


「だな。


でも竜のやつ手は早いから気をつけた方がいいかもよ?」


「へぇー。

意外。でも奈央もそれなりに経験深いし、大丈夫じゃない?」


「そうなの?

まっ、そうなら俺たちは楽しもうぜっ。」

< 53 / 154 >

この作品をシェア

pagetop