HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「最初、社長にお前を嫁に貰ってくれと言われた時は金と社長の椅子目当てだったが…今は違う。別にお前がお嬢様じゃなく、貧乏人でも…俺はお前を選んでいた思う」
昔、流行したトレンドドラマに出てくるようなクサい台詞だけど。
イケメンの部長が言うと糖度はマックスに高くなり、私の胸はドキドキして嬉しくて瞼の裏が熱くなった。
佐野部長は私の腰を抱いたまま、デスクに浅く腰を下ろして目線を同じする。
部長の長い足の間に強引に引き寄せられた。
「泣くなよ…」
部長の無骨な指先が私の瞳の涙を拭う。
頬を掠める部長の吐息と爽やかなフレグラス。
昔、流行したトレンドドラマに出てくるようなクサい台詞だけど。
イケメンの部長が言うと糖度はマックスに高くなり、私の胸はドキドキして嬉しくて瞼の裏が熱くなった。
佐野部長は私の腰を抱いたまま、デスクに浅く腰を下ろして目線を同じする。
部長の長い足の間に強引に引き寄せられた。
「泣くなよ…」
部長の無骨な指先が私の瞳の涙を拭う。
頬を掠める部長の吐息と爽やかなフレグラス。