HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「私はこれ以上…部長と関わりたくないの!」



私は大声で吐き捨て、部長を威嚇するようにテーブルをバンと叩いた。




「思春期を迎え、親に反抗している子供のようだな」



「なっ…その例え方…やめてくれる?」



「やめてくれますか?だろ?俺はあくまで、お前の上司だ。社会人になったからにはちゃんと敬語を使わないと」



部長は優雅にコーヒーを啜りながら私を諭す。




「微妙な時間だったけど、これでもう電車に乗っても遅刻決定だな」



部長との掛け合いに貴重な時間を削いでしまった。


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