HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「マズい…朝の会議に遅刻する…」
彼は袖を捲り、腕時計を覗き込んで血相を変える。
「…今日のコトは仕方がない。水に流してやる。しかし、図面ケースを見て、朝から不埒な妄想を抱くとは、相当欲求不満だな…」
「わ、私は別に…」
「じゃあな~」
彼は口の端を不敵に上げて踵を返して、目の前の階段を上がって行った。
誤解ではない。
確かに、私は彼の言う通り…欲求不満かも。
彼は袖を捲り、腕時計を覗き込んで血相を変える。
「…今日のコトは仕方がない。水に流してやる。しかし、図面ケースを見て、朝から不埒な妄想を抱くとは、相当欲求不満だな…」
「わ、私は別に…」
「じゃあな~」
彼は口の端を不敵に上げて踵を返して、目の前の階段を上がって行った。
誤解ではない。
確かに、私は彼の言う通り…欲求不満かも。