男友達と彼氏は別でしょ!?
「お前ら早く席つけーぃ」

黒板に書きながらてきとうにあたしたちに言う先生。

「あっ、はい。」

あたしと大河の席は近くもなく、遠くもなくって感じの距離。



「あとでな。」



ぼそっと耳に息がかかるくらいの近さでそう言われたあたしの耳はきっと赤い。
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