君色。〜ずっと忘れない〜
どかっ。
私「痛っ!」
愛華「はいこれ♡やってね♡」
背中を蹴られ渡されたものは、愛華の塾の宿題。毎日持って来て毎日やらされる。ひどい時なんて授業中にもわざわざもってきて、宿題をやらされる。だから授業ノートも後でりんちゃんに見せてもらうときがよくある。

でもしょうがないんだ、逆らえば殴られるから。耐えるしかないんだ。
耐えている理由の中には、認めたくないからというのもあった。中学校生活ぐらいは成功させたかった、だからこんなの認めないし私は成功してるんだって思わせていた。
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