君色。〜ずっと忘れない〜
私「礼だけ言っとく。ありがとっ」
私はそっけなく礼を言った。

優也「おまっ、つめてーな。俺が通らなかったらどうなってたかわかるか?一晩中トイレだぞ。よかったなー。」

私「お前お前、あたしはお前っていう名前じゃないから!ありがとーございましたー!」
私がその場を立ち去ろうとした瞬間。
「苺。」
優也は私のことを名前で呼んだ。
私「何?」
優也「安川が、苺のこと嫌ってる理由のうちの一つさ。俺わかるよ。」
私「なっ何!?教えて!」
ただ、純粋に教えてほしい。それだけだった。
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