君色。〜ずっと忘れない〜
私「っ……うっ…」

優母「泣くの我慢しなくていいのよ」
その一言でまた泣いてしまった。

私「ふえっっ……おっお母さっお母さああああんっ……なんでっ……うっっ……」呼吸が苦しくなった。息の仕方がわからなくなって世界がぐるぐる回っていた。
「はっ……はっ……はあっ……」
怖い。苦しい。息ができない。

優母「過呼吸ね、大丈夫よ。ゆっくり吸ってー吐いてー。……難しい? 息荒くなってるね。」
肩を抑えて呼吸を整えようとしてくれる

優也「……大丈夫か?あ、棚に酸素のスプレー菅あるけど。」

優母「あっ、それ持ってきてくれる」
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