あたしとあなたの旋律


「華音様。そろそろ用意なされないと遅刻いたしますよ?」


この人は執事さんの近藤隼人。


執事といってもまだ25歳で、隼人のお父さんもうちで働いてる。


『隼人、おはよう。

今何時?』


「8時ですよ。」


『わかった。

急いで用意するからちょっと待っててね。』




「わかりました。」

そう言うと隼人はリビングに向かっていった。


8時か…。


急がなきゃ。



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