俺様悪魔王子が溺愛したとき
なんでそんなこと。。

あ、カレーうどんかけて私が優羽に連れてかれたとこ見てたのか。

それとも空き教室にいた事を見られたか。

どちらにせよ、どんな説明をしても相手を怒らせるだけだ。

どうする、晒科美羽。

「どういう関係か聞いてんだよ!」

今まで可愛く微笑んでた女の子は、表情を変えて鋭く睨む。

「なんにもないよ..」

「は?舐めてんの?食堂でアンタがやらかしてから、一緒にいる所をよく見てんだよこっちは。そんな言い訳通用しないんだけど。」

「...っ」

言葉が出てこない、逃げたいのに逃げられない。

集団に囲まれるってこんなに怖いのか。

「ねぇ、アンタ聞いてんの?優羽くんはみんなの王子様なの。みんなのものなの。抜けがけは許さないよ。」

鋭く言い放つ女子達。
< 34 / 34 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:5

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop