王子様少女とお姫様少年



『ーーです…』


ん?


誰かいんのかな?


そう思い、教室を覗いてみると…



女の子と夏蓮が二人でいた…。



「え…」


思わず声を漏らしてしまい、急いで手で口を覆った。


なんで?


だって先生に呼ばれたって…


いや…もしかしたら先生に呼ばれた後に…?とか?


『好きなんです!ずっーと前から』


は…告白?!


夏蓮は、なんて言うんだろ?


『ゴメン…僕には彼女がいるし、その子だけが大切だから。』


ハズっ!



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