涙の贈りもの




もうバイバイか…



つまんないな…




「俺と離れるのそんなに悲しいか」



「だ、誰がっ!!」



「顔にでてる」




え!!!!!




「ま、まじ??」



「ぷっ!嘘だよ。本当に離れたくなかったのか」




や、やられた




恥ずかしい…




「また明日会えるだろ。それまでおとなしく待っとけ」



「べ、別にいいもーん。隼人に会わなくたって!」


「はいはいそーですか。ほら、早く家に入れ。もう夜遅いんだからよ。親御さん心配するぞ」



「はーい…」



「よし、じゃぁな。また明日。また明日もビシビシ勉強教えるからな」



「げぇっ…」



「お前それでも女か?げぇっ…て。かわいくねーな」


「余計なお世話ですー!」



「はいはい。じゃあ、また明日な」


「うん!送ってくれてありがとう!バイバイ!」



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