闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
(緋凪。三人。書いてない。翠玉だけ。)


『と、言いますと?』


七彩。全く殺す事しか考えてないんだから。


『つまり。私達事は多重人格者という事は書いてはいないのか?』


(うん。)


それを聞いた私は緋凪に


『緋凪。ご苦労様。戻っていいよ後は私がやる。』


「分かった。」


そう言って変わってもらうと


「今回は随分と長い会議だったようで。」


「ええ。それでわかったことが幾つかあったわ。」


「へぇ。どんな事でしょうか?聞いても?」


上から目線でいわれて言われて頭にきた私は反抗気味に


「ええ、いいわよ。話してあげる。」


それを聞いてミカエルは楽しそうに笑いながら立っていた。


「でもその前に、あなたは私“達”のなにを知っているの。」


ミカエラは一本指を立ててこう言った。







< 16 / 466 >

この作品をシェア

pagetop