闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる

「それじゃぁ迎えが来たからこれでね。」


「あ、ああ。」


その帰り際に私は


「今夜深夜3時○○番の倉庫でまた話しましょ。」


と言って屋上を後にした。


『あんなこと言っても良かったの?』


「私だって分かんないよなんであんな事を言
っちゃったのか」


だけどこれだけはわかった。


もっと憐の傍に居たい。


そう思ったのは確かだった。
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