闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


「何のことかしら。私はただこれ以上学校で余計な事を喋らないようにここで終わらせようとしただけ。別にあなたのためでは無いわ。」


と言って私は素早くここを離れた。



ドクンドクンドクンドクンドクン


何なの!さっきから心臓がはち切れそうに振動している。


それに体温もさっきから下がらない。



なんで。浜風に当たりすぎて熱でも出ちゃったのかな。


早く帰って寝よ。


明日は生徒会の残りの仕事を片付けないといけないし。


まだこの気持ちが分からない私だった。
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