大好きな桜の木下で
ゆめ


『また…あの夢だ』

女の子は泣いている私に私はあなたの味方だよと、つぶやくように言った。

随分前から同じ夢を見るようになった

この夢は何を表しているんだろう?

あの女の子は、誰なんだろう…?

『…起きなきゃ』

寝起きでまだ、寝ぼけてる私はダラダラとリビングへ向かった。

布団はぐしゃぐしゃに敷いてあり

周りはゴミだらけ

一言で言うと汚い部屋に、お母さんがボサボサの髪で座っている

『お母さん…おはよう…。』

『チッ』

お母さんは舌打ちをして私を睨んだあと、こういった。

『由美、タバコ買ってきて』

『えっで、でも私まだ…16だし…』

『はぁーー。使えねー。だったらさっさと消えろ』

お母さんは睨みながら私に言った。
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