ラムネ色の心
「混んでるね。」

「そうだね。」

食堂に行くとたくさんの生徒がご飯を食べていた。

私たちは空いている席を探す。

「あっ!あったよ!」

2つ空いている席を見つけた私は真美の肩をゆらす。


「隣いい?」

4人用の席に座っている2人の女の子に真美が声をかける。

「うん。いいよー!空けとくから買っておいでー」

笑顔で答える女の子たち。

「ありがとー。」

私たちは手を降って、ご飯を買いに行った。
たしか同じクラスだったような気がする。



「ねぇ。名前何て言うの?」

買ったうどんを持って席に戻ると、隣の女の子が私に聞いてくる。

「南梦。梦って呼んで♪」

「私は笹原かえ(ささはらかえ)よろしくね。私もかえでいいよ。」

「うん。よろしく。」


私たちは共に自己紹介をした。


笹原かえ。
ツインテールが似合っている小柄な女の子。

中川美海(なかがわみか)
黒メガネをかけていて、モデル体型。


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