あなたの一番になりたくて…
先輩
『輝智先輩…!!
いきなり呼び出してごめんなさい…
私輝智先輩と同じ部活に入ってから先輩のこと好きになっちゃったらしくて…』

私、小倉 葉留乃(おぐら はるの)は13歳中1。
夏休みに同じ陸上部の3個上の尼川 輝智(あまかわ てるち)先輩に告白をしています。

「あ?葉留乃ちゃん俺の事好きになってくれたの?
…ありがとう。でも俺…」

先輩の噂は知ってる。それでもいいからと思って、気持ちだけ伝えに来た。
噂がどんなのか知りたいって?
それは誰の告白もOKしないってこと。

『あ…!!先輩の噂知ってます…
返事がNOなのはわかってますけど気持ちだけどうしても伝えたくなってしまったので…』

先輩が悲しそうな顔をしたのが気になって本当のことを言ってしまった…
気持ちだけ伝えに来たなんて重いだけだよね…

「そっか…
ごめんな?
俺なんかのこと好きになってくれてありがとう。」

先輩は悲しそうな顔をしたままにこって笑って部活に行ってしまう。
先輩が告白をOKしない理由は先輩の家族が引越しをしたことで離れてしまった幼なじみが忘れられないくらいに大好きだから。なんだって。

先輩すごくモテるから私の学年にもファンが多い。
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