来い恋
私だったら慌てふためいて、墓穴掘りそうなのに
亮輔さんは椅子にすわりながらいつも通り、落ち着いてて焦ったりしない。
そんな亮輔さんを見てたら無性に意地悪したくなった。
電話はまだ続いているようだ。
どうしよう~~・・・
そうだ!
私は亮輔さんが座ってる椅子の後ろにまわると腰をかがめて
首筋にチュッとキスをした。
ほんの少しだが見逃さなかった。ビクッとしたよね。
私のいたずら心に小さな火がついた。
決して大きな火ではありませんよ。
私は男を翻弄させるほどのテクは持ってないので・・・
首筋にキスをし、背中から抱きつくようにしがみ付き耳たぶを舐める
耳に息を吹きかけると肩が少し揺れた。よっしゃー
でも悔しいかな四宮さんとの会話ではほとんど声の変化が出ない。
電話の内容は
亮輔さんはなかなか食事にこないけど一体どこにいるのかとか
本当は部屋にいないんじゃないかとか・・・
部屋まで行くからとか・・・なんか普通に聞いてりゃ~
彼氏が浮気してるんじゃないかって疑ってるカップルの会話みたいじゃん。
何かむかっと来て
私は亮輔さんのほっぺに音をたててチュッとキスした。
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