ジュリエットカノン
過去
あの日父と母は死んだ。


「父さん母さん行っちゃうの?」


「ジュリエットなにがあっても此処にいるんだよ」


「そうよジュリエット」


「うん!行ってらっしゃい!」


父と母は笑って行ってた。


「さようなら」


そのことばは私には届かなかった。


少しして大きな音がなったから私達は気になって外に出た。
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