三度目の初恋。
タイトル未編集

prologue;Ⅰ







夢の中で君を見た。

君の背中には白い大きな天使のはねがあって、それはそれは綺麗だった。
ただ君は空を羽ばたけない。

その細い足には重い鉄枷がつけられていて、羽ばたくことは許されない。
まるで、鳥かごに入れられた小鳥のように。





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