鳴り響くトライアングル



柚子は席に座る。

いつもはきちんとしてる
雅樹がなぜか
髪はボサボサ。

そして
なんだかやつれてる。


目をこすりながら
そして大きなあくびを
しながら
雅樹は仕事をしていた。





柚子は
ふと書類をみた。




「雅樹さん、もしかして昨日…帰ってないですか?家に」




雅樹は
ギクッとした。

しかし冷静に


「いや、帰ったよ」



「昨日もありましたけど?これ。しかも髪も服もダメダメですよ?」





雅樹は
動揺まるだしだった。


柚子は
怪しんだ。



優菜をみた
柚子。




優菜は
いつにもまして
ルンルン気分だった。



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