愛してる
「ありがとう…!
じゃあ、メール送っとくね」
「はい、分かりました!
では…またいつか」
「うん!」
イケメン君の連絡先が書かれた紙を握って、反対側の手を振る。
イケメン君はそれを見て、にこっと笑う。
そして丁寧に頭を下げてきた。
…手振ってくれたっていいのに。
そう思いつつも我慢我慢。
イケメン君が完全に帰ったのを確認して、ドアを閉める。
鍵も忘れないようにかけた。
そして、手に握っていた紙を開く。
中に書かれた数字やアルファベットを見て、思わずにやける。
…どうしよう、私、イケメン君の連絡先ゲットしちゃった!
携帯電話を開くと、急いでそのメールアドレスにメールを送った。
内容は、簡単な自己紹介と私の電話番号。
…いつ見てくれるかな?
今は仕事中だから無理よね。
お昼休憩とかあるのかな?
ほんと、返信が待ち遠しい。
…私、子供みたい。
そう思うけど、たまにはいっかと思い、それからもずっとイケメン君のことを考えていた。
本当に、私、一目惚れしちゃったんだなぁ。
また、会いたい。
そう思って、止まらなかった。