愛してる
リビングに戻ると、真っ先にケータイの確認。
画面には受信メールのお知らせは…ない。
…祥君、まだ仕事中?
そう思いつつも一応メールの問い合わせをしてみる。
でもやっぱりメールなんて来てなくて。
ちょっと寂しいな、とか。
アラサーが言うセリフじゃないかな。
自分で思っておいて、それでも溜め息が出る。
もう、色々と悲しいわ。
他の事でもしようかな…。
夕食作っても別に大丈夫そうな時間だし。
ゆっくり作ってゆっくり食べようか。
うん、と一人で頷き、
いつ祥君からメールが来てもいいように、ケータイはパンツの後ろポケットに突っ込んだ。