大嫌いなんだから。







「ついたねっ風雅!」
「 ... 」
「おーい風雅さーん?てへっ!」

「キモい。」

「はあ?ひどいんですけど」
「春風が突然ぶりっこしだしたからだ
気持ち悪いだけだからやめろ」


私は綾川春風。
背が低いのとか乾燥肌とか、
身体的コンプレックスにみちみち溢れてます。


今日は入学式なのに。
幼馴染みの風雅がいつにもましてすこぶる不機嫌だ。

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