彼と、お花と、お仕事と。




「そっ……か。

あ、用はそれだけだから……

また。」


なんか、隠し事されてるのって、いい気持ちにはならないな。


なにか、隠してるって分かったとき、すっごくかなしくなった。

わたしは、そそくさとお店からでて、家に戻った。




窓から和さんの姿を見つめるけれど、お客さんに対応する顔は、いつもの笑顔ではなかった。


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