「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~
双子が欲しいという夢は叶った。

「それだけで充分なの?」

「それ以上は望んではいけないの?」

これ以上辛い想いはしたくない、させたくないと、見えない明日へと、ただ願うことしかできないでいた。

その間主人は、帝王切開や輸血など、何枚も何枚もある書類、すべて2人分にサインをしていた。

何が起こるかわからないこの状況のため、すぐに対処が出来るように残したサイン、その量の多さに、大変だったとしか言えなかったみたいだ。

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