アンサー~ただ1つの答えを求めて~
ドキドキ
3年生になって、1ヶ月が経とうとしていた。



海翔のことは正直諦めようか悩んでいる。



今までずっと片想いやってきたけど、今ほど辛い時期はなかった。









「り……ほ」





「りほ」





「へ?あ、うん。なに?」




「まだ、海翔のことで悩んでるのー?」







「まあ…う、ん」





「海翔は諦めるんじゃなかったの?


ケジメも大事だよ




それに、理穂は可愛いんだからもっと自信を持って




海翔を無理に諦めろとは言わないけど




私は、もう辛い表情をしている理穂を見てるのは嫌なの。」









「うん。ごめんね。ありがと」






私は本当に良い友達を持ったと思う。






ここまで私の事を考えてくれていて心配してくれて。






ありがと。





私の一番憎くて一番大好きな舞ちゃん。





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