見つめられない
「…んふふ。」

はっ!

ぎこちなく横を見ると

「…愛美さん。なんですか。」

とてーもニヤニヤしてる愛美さん。

「なんかいい調子じゃないか。中村くん。
私は先に帰らせてもらうとするよ。」

ばいばーいって…颯爽と去った愛美を睨みつつ
仕事を片付けるためにまた作業を開始した。




…お、終わった…。

時計を見ると定時から1時間半を回ったところ。

やればできるじゃないか、私。

…さて。青木さんは…。


青木さんを探しに行く。

デスクにいない。

休憩所だろうか?
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