白い恋の結晶~キミへと続く足あと~


あたしが言うと、ハルはニッコリ笑ってあたしの机からようやくお尻を下ろした。


「今日バイトの時、言っといてやるよ!!」


何故か急に機嫌のよくなったハルが、颯爽と自分の席に戻って行った。


ああ……。


バイト、やりたいって言ったのはいいけど、やっぱりちょっと不安だな……。


でも、勇気出してやってみよう。


柊の誕生日プレゼントの為!!



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