君としてるのは恋じゃなくて。




もう!

何あの態度……!



さっきまであんなに幸せでいっぱいだったのに……

遥のせいで台無しだし……




別に遥のことなんかで幸せな気分なくす必要ないのに……。



「…………。」





私、変だ。



もう一度頭を横に振ろうとするが、

タイミング悪くチャイムが鳴ってしまった。



今まで斎藤くんのところにいた遥も隣の席に戻ってきた。




私は口パクで「バーカ」と言った。









< 56 / 262 >

この作品をシェア

pagetop