最悪から最愛へ
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」


「はい。誓います」


この先、どんなことがあるかなんて、誰にも分からない。どんな未来が待ち受けていても、最愛の君を一生守り抜く。それは使命ではなく、自然なことで、自分の幸せにも繋がる。幸せな未来を作るために頑張ろう。

渚の夫となり半年経った今、峻は志を新たにする。


何があっても、峻を信じて、峻を愛する。生まれてくる我が子のためにも幸せな家族を築きたい。峻と共に歩いていく。隣りに立つ峻を渚はそっと見上げた。


誓いの口づけをするときには峻の緊張も解けてきていた。余裕の笑みが浮かぶ。

渚のベールをあげて、「最高にきれいだよ」と言って、唇を重ねた。


・・・END
< 235 / 236 >

この作品をシェア

pagetop