うつくしいもの

「時間が有れば、このままもう一回出来たのに」


そう言って私の体を離すと、
おでこに、そっと口付けをくれた



涼雅はバスタオルで髪を拭きながら、
脱衣所から出て行った



私は熱でも出たようにポーとしながら、
服を着始めた




ああ、私、彼に本当に恋してる







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