言えない言葉




「しゃぁ~ねぇ~な。

許してやる」


「ありがとッ!!

ミズ君大好きッ!!!」


「ふっ…

雨祢、よく言うように

なったよな?」


「だって、本音だもん」

「どんなに混んでる

電車の中でも、お前

言ったよな…?」


「愛してるッ!

ミズ君♪」


そう言って、あたしは

背伸びをして、

ミズ君の頬に

キスをした。




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