神と新撰組……1
━━━━━━━━━━その日の夕刻


=ただいま、今戻った!

菊花=お帰りなさい、先程、晴明様が来られて居ましたよ?


=何時ものだろ?


菊花=はい。


私は溜め息を吐いた。



安倍 晴明〔緋桜の飲み仲間で、
都随一の陰陽師、緋桜を神と見る事は
しない。緋桜とはかなり仲が良い、互いに、心を開き悩みや、相談をする〕






晴明=入るぞ?




=ハァ~、…我は返事をし取らん。

菊花=我が君!






晴明=奥方殿、私は気にしてない、
何時もの事です。
緋桜、酒を持って来た共に飲もう!







晴明は持って来た酒瓶を少し振った。







私は大きな溜め息を吐いた。






そして立ち上がり縁側へ移動した。









=こっちで飲もう。

晴明=あぁ、では一献……








晴明は微笑んで縁側へ移動し酒瓶を傾け、杯に酒を充たした。




私は一気に酒を煽り、飲み干した。


晴明=緋桜とは飲み仲間だが、……
相性が良すぎる。良い飲み仲間を持った。

=……やれやれ、お主、もう酔ったか?


晴明は先程から、たくさん酒を煽り続けて居た。
私は首を横に振りやれやれと呆れて居た。



そして晴明は突然真剣な顔をした。




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