神と新撰組……1
歳三third━━━━━━━━━━━━━



鳥の鳴き声に目を覚ます、


無意識に緋桜を抱き締めようと手で探る。





スカッ スカッ!







手には、何も掴めない。








俺は目を開き辺りを見渡す。








誰も居ない、それ所か温もりも無い…









俺はこの時嫌な予感がしていた。










数日前に、魘されていた緋桜……









その日を境に、何時もボンヤリと、








空を見続けて居た。





『可怪しい……何故……まさか…』






俺は急いで広間へ走った。







ガラッ!






総司「土方さん?静に━━」

『緋桜は!……居ない……』






俺は辺りを見渡したが、緋桜は居ない…







近藤「トシ、少し落ち着け、何があった?」


近藤さんは慌てていた俺を抑えた。






『…朝起きたら緋桜が居なかった…
何処かに居るかと探しては見が……
何処にもいない』






唇を噛みしめ、近藤さんを見た。





近藤さんも、他の奴等も顔色を変えた









時白「主様は、秋篠宮の元へ……
決着を付けに行きました。」




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