秘密の楽園 旅行編.完.
ついに旅行当日

バスにて

その後の沈黙を壊したのは遅刻してきた西井夢希。勉強もできないし宿題も忘れて、なお遅刻もする超問題児だ
「おー!みんなもうきてる!」その一言で沈黙は壊れた
「お前がおせぇんだよ」
俺はすかさずツッコミを入れた
後は時と沈黙が流れ、俺の
「じゃあ明日はこれで。」というセリフで沈黙とその日は終わった


〜次の日〜

バスに乗り込んだ俺はソッコーでみんな眠りについた
「お休み」
そう、俺がいったらすかさずなのかはまだ起きとけと言わんばかりに
「もう?」と訪ねた。が、俺はもう眠りについていた



そのあとどのぐらい時間が立ったのかはわからない、みんなが寝たのかさえも。気づいたらバスは止まっていて、誰かの声がうっすら聞こえてくる


「…き!もも!早く起きな!」少し起こった口調で俺を起こしたのはなのかだった。
視界がぼんやりするなか、なのかが話しかける
「おはよう」
むにゃむにゃと起きながら、酔っ払いのようにフラフラして歩き出す
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