兄と弟と私の三角関係~イケメン兄弟に挟まれて~




本当はとても辛いはずなのに



由里子ありがとう



心からそう思った




そしてそろそろ寝ようとした時、私の部屋のドアがノックされた




誰だろ?



お母さん?



もしかして卓?



無言で帰って来て今までも無言だったしな。



『はい。今、開けるね』






カチャ……




『あっ・・・
どうしたの?
2人で………』




『沙奈に話があって、ちょっと良いかな?』


お兄ちゃんは時間を気にしてるのか少し悪そうに言った



まぁもう深夜0時半だしね



『おっじゃま~♪』




卓は軽快に入って来た



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