あの頃の君へ〜eternal love〜
『大丈夫ですよ!!
何の心配も要りません。』



『俺1人がいなくなったくらいで…』



『eternalはどうにか
なるような店じゃない。』



『そうでしょう…?』



『まぁ、そうだとは思うが
やっぱりお前がいないと俺は‥』



『何言ってるんですか!大丈夫ですって!
eternalは永遠に完全無敵のお店ですよ。』



今日はなんだかおかしい。



いつも自信に満ちているはずの彼が
俺の目の前で弱音を吐いているなんて。



一体何が彼をそうさせたのか
ただただ不思議だった。



なぜなら、俺には明るい未来しか
見えなかったからだ。



『安心して下さい。』



『優弥も秀吉もテッペン
目指して頑張ってるんです。』



『だからきっとこれからも
彼らが店を支えてくれるはずですよ。』



『失礼します。』



『あ、ああ…。』



それだけ伝えると



俺は再び軽くお辞儀をして客席へ戻った。
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