あの頃の君へ〜eternal love〜
『イジメ…?』



『それって、、どうして…?』



俺はいてもたってもいられず
彼女の横顔をじっと見つめた。



『当時、、』



『パパの会社は沢山の企業を買収して
その名を世間に知らしめた。』



『でも、、その裏では…』



『買収された会社の社員だった
同級生のお父さんたちが…
減給やリストラにあって、、』



『…大切なみんなの家庭が
音を立てて崩れていたんだ。』



『でも私は…』



『そんな状況も知らずに
ただ毎日学校に通ってた。』



『だからみんなが私を恨むのは
当然の事だったんだ。』



そう言って、



彼女は夜空を見上げながら
かすかに笑った。
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