あの頃の君へ〜eternal love〜
『ほう。サラリーマンか。』



『それは驚きだ!しかし‥』



『あれだけの実績を残した君が
会社の給料に不満はないのか?』



『いいえ。働かせて貰えるだけ
ありがたいと思ってますから。』



『そうか。』



『君は実に面白い人間だ!』



そう言って、



彼はバーボンを飲み干すと
俺の隣で白い歯を覗かせた。



左腕に光る腕時計が
成功者の風格を表している。



ほんの少し前まで



自分も彼と同じ世界に身を置いていたと
思うと何だか不思議で仕方がない。



『ところで‥君は当グループの
"LEGEND"という店をご存知かな?』



『ええ。もちろん。』



『LEGENDは人気も知名度も
業界トップクラスですからね。』
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