BEAST POLICE
関東刑務所暴動事件②
歌舞伎町にある、酒店。

多くのバーやキャバクラ、ホストクラブが存在するこの歌舞伎町で、様々な酒を販売している。

酒が文字通り湯水のように飲まれているこの街で、酒店の存在は重要だ。

店員は毎日のように各店に酒を配達する。

軽くない酒瓶を何十本、何百本と配達する仕事は、如何に車やバイクを利用するとはいえ、決して楽ではない。

「…只今帰りました」

金髪の若い男が、キャバクラからの配達を終え、店に戻ってくる。

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