Dark Moon&Star's 完結
それなのに、あたし達は出会ってしまった。


そして、暁夜の真っ直ぐな瞳に、、、


あたしは、心を動かされそうになった。


絶対に、好きにはなってはいけないのに、、、


だけど、あたしは暁夜の真っ直ぐな瞳に、、、


、、、きっと、あたしは今も目を逸らす事が出来ないような気がする。


そして、またその瞳に吸い込まれそうになるだろう。


「雫月、ちゃん?」


凜くんは、心配そうにあたしの顔を見る。


「あ、、、うん。大丈夫だよ」


渇いたような笑みを溢し、まるで自分に言い聞かせるように答える。


「そういえば、、、星夜は?元気?」

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