あたし物語。
デート
『ごめん!遅れたぁ…』
今日は1日中ずっとカオルと一緒にいられる。
まぁ午後からは菜摘と竜哉クンと合流してカラオケいくんだけど…。
でもそれまでは2人きり!
「マナは絶対寝坊すると思ってたし♪」
『ヒドッ…!!
まぁいいや、どこいく?』
こんなくだらないことで喧嘩して時間を無駄にしたくなかった。
「んー…ゲーセンは?
マナってうるさいのダメな人?
いるじゃん、そういう女。」
カオルがまず最初に考えてるのはあたしのことで…。
それがすごく嬉しかった。